2024.10.17
皆様、亀倉雄策さんをご存知でしょうか。
知らない方も居るかもしれませんが、とても有名なグラフィックデザイナーです。
亀倉雄策を知らなくても、「亀倉雄策作品」であれば
必ず目にしたことがあるかと思います。
これは一部に過ぎず、他にも数多の名作を残してきた巨匠であります。
その中でも、今回額装した「1964年 東京オリンピックポスター 第3号」をご紹介
この時、亀倉雄策氏が担当したポスターは全4種類。
今回、僕たちが担当したのは第3号のコチラ
横軸になっている腕、プール底のレーンラインと顔の縦軸
泳者を待ち構えるオリンピックのロゴ配置
美しいです。
アルミフレームはポスター額装の際によく使われますが、シンプルなデザインとモダンな素材感が作品の良さを際立たせてくれますね。
今回の額装事例のようにオリンピックやその他の歴史的な意味合いを持つイベント
のポスターなども、アルミフレームと合わせることでインテリアとしても使いやすくなります。
今回は、株式会社アルナさんの、「CUT」というアルミフレームを利用しました。
実はこの額縁、GoodDesign賞を受賞しているんです!
先述の通りGoodDesign賞のロゴを生み出したのは亀倉雄策氏ですので
今回この額縁が選ばれたのも、運命を感じます。
(グット来るものがあります)
今回の東京オリンピックのポスターをお持ち込みいただいたのは、フランスからのお客様でした。フランスといえば、今年パリオリンピック 2024が開催されました。
そんなオリンピックイヤーに、実に60年の時を超えた名作ポスターの額装に携わることができたことを嬉しく思います。